人の記憶を消せる“記憶屋”っていう人がいるらしい―。
大学生の遼一(山田涼介)は、
恋人・杏子(蓮佛美沙子)にプロポーズをOKしてもらい幸せの絶頂にいたが、
その翌日から杏子と連絡が取れなくなってしまう。
数日後、偶然に駅で杏子を見かけた遼一は声をかけるが、
杏子は遼一のことを一切憶えていなかった。
実は遼一は過去に同じ経験をしたことがある。
幼少期に幼馴染の真希(芳根京子)が自分の目の前で一部の記憶を失ったのである。
遼一は都市伝説的な“記憶屋”のことを知り、真希と弁護士の高原(佐々木蔵之介)とともに、
杏子が記憶を失った原因を探すことに。
高原は記憶屋の存在に半信半疑ではあったが、一人娘のためにある記憶を消したいと焦っていた。
高原の人生は残りわずかだったのである。
記憶屋の正体に近づくにつれ、遼一は多くの人が記憶屋に人生を救われていることを知る。
だとしたらなぜ杏子の中から遼一の記憶だけが消えたのか。
彼らがたどり着いたその先には、運命を大きく変える真実があった―。
